チキチキ 第三回 ボルネオ The Most Beautiful Thing (TMBT) 100km

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tmbtwatercrossing

2013/9/14

The Most Beautiful Thing 世界で一番美しいレース。

 

【結論】 毒蛇とか毒蛙って、とってもきれい。それと同じ。

 

 

Mt.ブロモ(登山)マラソンにつづいて参加したのは、サバ州ボルネオを舞台に繰り広げられる100kmのウルトラマラソン。

 

レースには50kmの部、100kmの部とあり、

マレーシアは東部にある、サバ州(ボルネオ)のキナバル山の周辺をぐるっと周回するレース。

 

UTMB のクオリファイドポイント3ポイントが与えられる大会だけあって、

コースのタフさ(アップダウンは当然ながら、道無き道、泥道、キャベツ畑、川渡り)や蛭や野犬、

牛その他の動物との遭遇など非日常なプレッシャーと

24時間以上向き合うという意味で相当のタフネスが求められる。

もちろん夜はヘッドランプ一つで、コースを示す小さなピンクテープを探しながらのレースになる。

TMBtwithLee

レース中の僕の視野。

tmbtvision

 

TMBT bridge

 

 

僕にとってはいわゆるウルトラマラソンを超えた、砂漠ともまたちがった、始めてのジャングルトレールマラソンへの挑戦となる。

 

図 コースマップ

 

TMBT 2013 Official Race Course Map

この大会に至る2ヶ月間ほど、毎週末はKLのランニングチームとTMBT対策と称してKL郊外の登山コース(片道10km 標高1500m)ほどのNuang にてトレーニングを積む。

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この期間、マレーシアの仲間が行動食としてエナジージェル以外に”デーツ=ナツメグ”を多く取り入れている事をしり、僕もこれを採用。

TMBTdates

どうやらバナナと同様にカリウム&糖質を多く含み、行動食には優れているようだ。

クアラルンプールのイラン人が営むデーツ専門店で、ぼくはクルミが挟まられた乾燥デーツをえらびこれを行動食のエースとした。

 

前日クアラルンプールからエアアジアでコタキナバルにはいり、

TMBTkotakinabaru

ゼッケンを受け取り、

ランチを食べ、

ちょっとビールを飲み、

明日の朝食(レース前の最後の食事)を現地で探し、

行動食に良さそうな者を物色する。

(菓子パン、アンパン、バナナ、豆乳など)

 

夕食はひとりでホテルでサンドイッチとフライドライス、ビール。

 

写真)蛭よけスプレー昼下がりのジョニー

hirusagari

写真)スタート前の写真

TMBTstarting

 

写真)装備一式

TMBT equipment

レース自体はとてもタフなものだった。

この時期キナバル山周辺の天候は雷雨がつづきとても不安定。

レース当日も

朝はドピーカン

昼過ぎから小雨

夕方は大雨

36時間のタイムリミットの中で昼夜は走り続けなければならない。

 

夜間も小雨がふるなか、熱さ、寒さ、暗闇、動物の鳴き声。

一番こわかったのは、野犬。

 

ヘッドランプに反射して、野犬の目が二つキラリと光る。

あちらも怖いにちがいない。威嚇しながら逃げる者いれば、しばらく追いかけてくるものもいる。

幸い予備にもってきたハンドライト(閃光シリーズ)を野犬にむけると目つぶし効果になることがわかった。

 

もうひとつの闘いはやはりコースロスト。

僕は3回ロスト。一度見失うとながくて30分、往復一時間近くロスした。

誰かがまようと、その前後の選手が手分けしてコースを探すわけだが、たとえば三叉路があったばあい、3手にわかれてその先にフラッグがあるか探す訳だが、なかには、運良く自分が担当したコースにフラッグがあっても、そのまま他の選手に告げずに進んでいってしまうやつもいたりで、なんともかんとも、” Self Supported” レースの本質を垣間みるわけである。

 

tmbtvision

レースは長い。

 

追い抜いた選手に抜かれたり、その選手とその先のエイドステーションでであったり。

その度にGood Job !Your are strong ! See u Men!

と励ましながら先を急ぐ。

tmbtlast20km

時には、牛の群れが道をふさいでしまい僕はこわくて先に進めないで立ち尽くしていいるとなんども競ってきたイギリス人(KL在住)が、牛はまかせろって、いって口笛ふきながら牛をどかしてくれたり。

 

そのとき僕は牛のクソをおもいきり踏んでいてそれは靴下にまで浸食。

その先ずっと牛の臭いがすごいなーとおもいながら。

自分のシューズの臭いとはしらずに。

 

残り3キロで最後の大ロスト。

シンガポールのトーマスと1時間程行ったり来たりしながらコースを探す。

この間僕はエネルギー切れをおこし最後の上りをのぼりながら、かろうじてデーツをかみ、流し込みながら、耐えた。

この1時間で4名の選手に抜かれてしまったようだ。。。

TMBThalfway

 

 

レースダントツ一位は、アタカマ砂漠でテントメートだったVlad.

走り始めてわずか2年で、様々なアドベンチャーレースでトップ選手の一角を担う。

今年かれはプロに転向するようだ。

 

tmbtchamp

 

ちなみに僕の順位は16位。なかなかうれしい。タイムは22時間弱。しんどかった。

 

スクリーンショット 2013-11-25 22.58.31

 

まとめ(レース概要)

アクセス&要領

Website:

①KLから飛行機で2時間ちょい、コタキナバル空港へ。(Subang or LCCT)

②空港から20分ほどタクシーにのりコタキナバル市街地へ(ここで1日宿泊)

tmbtKotakinabaru2

僕はここに宿泊

http://www.agoda.com/ja-jp/le-meridien-kota-kinabalu-hotel/hotel/kota-kinabalu-my.html

③中心部のホテルHilton にてゼッケン受け取り。翌朝のバスの集合場所、配車を確認。

④翌朝4時にバス停に各自ホテルから歩いて向かう。

⑤レース以外の荷物と、50km地点の着替えなど荷物はバス乗り場でドロップ。

⑥50km中継地,100kmゴール,ゴール後の宿泊ホテルはここ。

http://www.agoda.com/ja-jp/mount-kinabalu-heritage-resort-spa/hotel/kinabalu-national-park-my.html

 

 

注意点:

①行きのバス、帰りのバスなどの手配は主催者から大会前に細かいやり取りがある。多少の英語力がないとconfirmや希望の時間帯など齟齬がでると面倒。

帰路はゴール地点ホテルからオフィシャルバスが当日、翌日と出るのだが時間がかなりルーズなので飛行機の時間などは余裕をもって。最悪自分でタクシーを手配するくらいの余裕が必要。

僕は前日頼んだタクシーがこなくて、当日の朝4時にフロントを起こしてタクシードライバー数名に電話をかけてもらいなんとか飛行機に間に合った。

(タクシーで約二時間くらい、200RMくらい)

 

②50km地点(ゴール地点と同じホテル)でも着替えや後半の行動食などをピックアップできるので、荷物の計画は入念に。シューズを変えてる選手もいた。

 

③行動食はしっかり目に持って行く事をおすすめします。僕はハンガーノック気味でした。

食料の現地調達はなかなか大変なので、出発前にできるだけ準備しましょうNe!!

 

つづく。

 

4 comments

  • こんにちは。ジャカルタ在住の古川と申します。ブロモに出た山崎さんから佐々木さんのTMBT出場を聞いておりましたし、お名前はいつもダイコンの方のFBで拝見しておりました。
    TMBT当日お目にかかれればと思って探しましたが残念でした。
    次回どこかの大会でご一緒願います。今週末はシンガポール。8月はリンジャニ山に出ます。

    • ありがとうございます!
      だいこんとつながっているのですね!
      今後ともよろしくお願いいたします!!
      FBでぼくもみつけてください!

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